おうちで浴びよう!イキウメ『太陽』〜無料配信大感謝編〜(10/18:少し追記)
我々はいま、「全人類が『太陽』を履修できる世界」に存在している。
……のですが、そもそも『太陽』ってなんだ? と思われた方のために、本作品について少〜し紹介してみよう!という記事です。
『太陽』とは、2016年に上演された劇団「イキウメ」の代表作とも言える演劇作品です。
キャッチコピーは「昼と夜に、別れてしまった未来。」
「理想と現実にもがき、さけび、走る、未来からの寓話。」
「旧人類(人間)」と「新人類(人外)」……二つの立場に別れた人々の共存、対立、相互不理解が描かれる本作は、我々が生きる上で直面する様々な格差問題、社会現象、何よりいまこの時代を想起せずにはいられない、まさに「未来からの寓話」です。
2020年7月現在、本作は全編132分がなななんと無料で配信されており、国内外のあらゆる人が気軽に触れられるようになっています。
上演当時に本作にドドドハマリしてしまった私は、今回の事前告知なしの突然の配信(しかも……無料!?!?)によって完全にどうにかなってしまった結果、このような記事を書き始めてしまいました……。
この時代を見つめ直すのにフィクションの力を借りてみようと思う方、
後頭部からガツンと殴られるような衝撃を求めている方、
「人間」と「人外」のコミュニケーションや相互不理解に興味がある方、
何だかよくわからないけど面白そうな作品に触れてみたい方、
この記事を開いた、これから『太陽』と出会うすべての方へ……おめでとうございます!!!
そして、ありがとうございます!!!!!!
7月5日から上記の劇団イキウメ特設サイトで全編132分が無料配信されることになった『太陽』!!!!!
そう!!!出会うなら、今が、チャンス!!!!!!!!!
こんなご時世で、外に出ることも少なくなってきましたよね。
せっかくの機会ですし、皆様もおうちで『 太 陽 』を……浴びてみませんか!?
■はじめに
本記事には『太陽』の直接的なネタバレは含まれておりませんが、作品世界観や登場人物の紹介項目があり、事前知識のない状態で鑑賞する楽しみが損なわれる可能性があります。
もしお読みになっている最中に、とりあえず作品観てみようかな〜という気分になられたら、もう、そのまま即座に上へスクロールするか右下の上へ戻るボタンを押してください。
そして一番上のサイトから本編を再生してください。
できれば1分1秒でも早く、『 太 陽 』を浴びてください。
なんだったら今からでもスクロールして『 太 陽 』を浴びてください。
以上のことを念頭に置いて読み進めていただければ幸いです。
……よろしいでしょうか?
それでは、ささやかですが本作の紹介に入っていきたいと思います!
■劇団「イキウメ」って?
『太陽』の話をする前に、まずこのめちゃくちゃ物騒な名前の劇団について簡単にご紹介させてください。
イ キ ウ メ ……あまりにカタカナ4文字のインパクトが強すぎてアングラ系?とよく思われるのですが(人に勧めると必ず「エエ・・・?」って言われる)、現実と地続きの日常の中に不可思議な現象を描き出す……ことを得意とする劇団です。
作風を一言で表すと、「日常に潜む非日常」。といってもホラーやオカルト一辺倒ではなく、強いて言えばSFチックな世界観に特色のある劇団です。映画や小説、漫画やアニメでおなじみのSFに、「演劇」というジャンルで取り組む……といわれても、あまりピンと来ないかもしれません。
じゃあ「演劇」だからこそ作り上げられるSF的世界って、一体どんな感じなんでしょう?
たとえば……
①人間の身体を乗っ取った地球外生命体が、人から"概念"を奪って学習していくなかで、ゆっくりと日常が崩壊していく作品(散歩する侵略者)
②不可解な事故をきっかけに、願いを何でも叶えることができる能力者が次々と「奇跡」を起こしていく作品(関数ドミノ)
③ ある日突然現れた知人のドッペルゲンガーを追って、人々の思いをカタチにする不思議な「場所」の謎を解き明かしていく作品(聖地X)
などなど、バラエティに富んだ「すこし(S)ふしぎ(F)」 系の世界観を体感できるのです。
舞台上のさりげない仕掛けや、役者のふとした仕草から、最初は普通の人たちが日常を過ごしていただけの世界に少しずつ、ゆっくりとひびが入るように、非日常が侵蝕してくる・・・という感覚は、この劇団でしか味わえない強烈な魅力と言えるでしょう。
ほかにも真正面からオカルトを取り扱った作品(片鱗)もあるのですがめっっっちゃ怖い、子ども向け企画の番外公演(暗いところからやってくる)にもガチめなホラーテイストが練り込まれていたり……
いずれも劇団公式サイトで過去作のDVD・上演台本の通販を行っているので、気になった方は是非チェックしてみて下さい!
・・・・・・いやいや、違いますよ。
いま私たちは、「オンライン配信」によって、「全人類が(しかも無料で)『太陽』を履修できる世界」にいるんですよ?
じゃあ〜〜まずは『太陽』だ!!!!!『太陽』を浴びましょう!!!!!!
(ここで上に戻られる方、いってらっしゃませ!!!!)
もうしばらくお付き合いいただける方は、このままお進みください……
(10/18追記)
なお現在は上記の『太陽』のほかに、2019年に上演された『獣の柱(再演版)』
と2015年に上演された『聖地X』(旧題:プランクトンの踊り場)が(こちらのページから)期間限定で無料配信されています。
この機会にぜひほかの作品にも触れてみて下さい!でもまずは、『太陽』から……!!!!
■『太陽』ってどんな作品?
このような劇団のラインナップのなかで、特殊な位置付けにあたるのが本作『太陽』です。
イキウメの特色は「日常に潜む非日常」と書いたように、多くの作品ではまず最初に我々の普段の生活と地続きの日常の描写があり、そこから少しずつ奇怪な現象が起き始める……という導入がスタンダードになっています。
しかしこの『太陽』は「最初から世界が非日常に包まれている」ところがポイントです。
舞台は近未来、人類は「昼型」と「夜型」という2種類の種族に分断されています。
言ってしまえば、人間と人外との間で二分されてしまった世界の物語となっています。
ここから本作の印象的な二つのキャッチコピーを手がかりに、その内容に触れていきたいと思います。
□「昼と夜に、別れてしまった未来。」
二十一世紀初頭、世界的なバイオテロで拡散したウイルスにより人口は激減し、政治経済は混乱、社会基盤が破壊された。
数年後、感染者の中で奇跡的に回復した人々が存在することが明らかになる。
彼らは免疫や代謝において人間をはるかに上回る身体に体質変化していた。若く健康な肉体を長く維持できる反面、紫外線に弱く太陽光の下では活動できないという欠点があったが、変異は進化の過渡期であると主張し自らを「ノクス」(ホモ・ノクセンシス = 夜に生きる人)と名乗るようになる。
……
『太陽』の舞台背景は、上記のあらすじから掴むことができます。
謎のウイルスの流行によって登場した新人類を自称する夜型の「ノクス」(いわゆる人外)
彼らの台頭によって、旧人類の烙印を押されてしまった昼型の「キュリオ」(我々と同じ人類)
二つの人間が世界を二分しており、新人類のノクスは夜しか活動できない(太陽光に当たると死んでしまう)ものの、老いを知らない強く若々しい肉体や、高い知性を駆使して大都会を支配しています。
旧人類であるキュリオはノクス優位の夜型文明社会から追い出されてしまい、多くが小さな集落での貧しい生活を余儀なくされています。一部の地域では旧人類による自治が行われているものの、基本的に社会はノクスが動かし、キュリオ(と呼ばれる我々人類)は彼らの管理下に置かれているわけです。
ただし30歳未満のキュリオはワクチンを打てばノクスになれる可能性があり、「手術可能な若いキュリオはノクスの都会的な生活に憧れている」という要素が物語の一つの軸となっていきます。
このようにノクスに憧れるキュリオが存在する一方で、文明の主導権を奪われ地方での生活を余儀なくされた過去からノクスへの敵意や嫌悪を隠せないキュリオも存在します。
また「脆弱なキュリオを保護下に置きたい」というノクス思想には少なからず旧人類への侮蔑や憐れみが潜んでいます。それは多くのノクスがキュリオからの「転換」手術を経験していることとも関係しています。(もちろんノクスの両親から生まれた「純血」ノクスも存在しています。)
当然ですが、劇中で「やあ!僕はノクス、日光に弱いのさ!」みたいな説明セリフは、一切ありません。というか、世界観説明パートもありません。
言い方はアレなんですが、そのへんに普通〜にいそうな人たちと、なんか妙に快活なハキハキ喋ってくる人たちとが、おそるおそる交流を始めていく様子を追うことになるわけです。日常と非日常の対比、その違和感の提示が本当に秀逸なんですこちらの劇団は……!
極端な話、あらすじや前情報を一切知らない人が鑑賞しても、おのずと旧人類VS新人類っていうバチバチの対立構造が理解できる演出になっているんですよ、これ、凄くないですか……?
さらにいうと、あらすじの「二十一世紀初頭、世界的なバイオテロで拡散したウイルスにより人口は激減し、政治経済は混乱、社会基盤が破壊された。」という情報さえも、本編で直接言及されません。
そうした災禍は本編の4、50年前の話であり、混乱の時代を乗り越えた世代としての自信、あるいは社会の断絶の苦しみをそれぞれの登場人物が背負っているんだぞ〜という雰囲気が、やり取りからだんだん見えてくるわけです。め、めっっちゃ気になりませんか……?
気になった方は、さっそく『太陽』を浴びましょう!!!!!!!
(ここがイチオシのスクロールポイントです!!!!!!)
あとちょっとお付き合いいただける方は、このままお進みください。できれば一刻も早く『太陽』を浴びていただきたいのですが…………
□「理想と現実にもがき、さけび、走る、未来からの寓話。」
二つの立場に別れた登場人物は、みな自分がキュリオであること、またはノクスであることに大きな「葛藤」を抱えています。
この項目では彼らがどのいった人物なのか、ふんわり紹介していきたいと思います。その際に劇団公式紹介ページで舞台写真をご覧いただいたり(※ややネタバレあり)、または下のイメージ画像を眺めつつお読みいただければと思います。
なんだこのキャッチコピーからかけ離れたテンションのイメージ画像は……?(こちらとこちらをお借りしています)
登場人物は9名、イメージ画像(↑)では右端から中央までの5人がキュリオ、左側にいる4人がノクスです。二つの人類がほぼ半々の割合になっていますね。
物語で描かれる両者の対立を通して、9名は己のコンプレックスや苦悩、困難に対するそれぞれの「選択」を迫られていきます。話の軸となる登場人物はいるものの、何度も見返していけば、きっと一人一人の決断が鮮明に浮かび上がってくるでしょう……な、なんと!!!今なら絶賛無料配信中です!!!!!!正直こんな文章すっとばして今すぐ浴びていただきたいの念でいっぱいです。
この物語の主な舞台は、長野八区と呼ばれるキュリオが住む小さな集落です。(ノクス社会ではキュリオ地区はこのような呼称で管理されています)
この集落は、とあるキュリオが起こした事件によって、ノクス側から強烈な経済封鎖を受けてしまいました。外界との交流を閉ざされ(電気やガスなどのライフラインすら止められ)廃村寸前の状態に追い込まれた集落が、10年の歳月を経てようやく封鎖が解除され、再び外界との交流が始まっていき……といったところから物語が動き出していきます。
それでは、この長野八区に住む5名のキュリオをみていきましょう。
●生田結(いくたゆう)……長野八区で生まれ育った若者、生田草一の娘。
ノクスの力に頼らずキュリオの生活を良くしていきたい、という聡明で利発的な意志を持っている人物です。幼馴染みの鉄彦とは姉弟のような関係ですが、彼の母親と自分の父親との微妙な関係をひそかに気にしています。主人公その1。
●奥寺鉄彦(おくでらてつひこ)……長野八区で生まれ育った若者その2、奥寺純子の息子。
幼馴染みの結とは反対に、ノクスの都会的な生活に憧れを持った青年(見た目は割と少年)です。小さい頃から茶畑を栽培していて、その味は天下一品。解放された長野八区で、彼はとある人物と交流を深めていくことになります。主人公その2。
●生田草一(いくたそういち)……生田結の父親、長野八区に住み続けている。
離婚してから男手一つで結を育て、彼女の将来を案じています。また10年前の事件によって集落に縛られ続ける純子を気にかけています。以前はノクスの友人との交流もありましたが、現在は彼らに対する印象はあまり良くないようです。準主役。
●奥寺純子(おくでらじゅんこ)……奥寺鉄彦の母親、10年前の事件に縛られている。
10年前の事件以来、実質的な村長の役割を果たしてきましたが、突然の解放宣言に戸惑いが隠せずにいます。彼女も女手一つで鉄彦を育てており、草一や結とは家族のような生活をしてきました。長野八区という集落を象徴する人物です。裏主人公。
●奥寺克哉(おくでらかつや)……奥寺純子の弟、10年前の事件によって失踪。
彼の所業は冒頭5分で理解できるので詳細は割愛しますが、大体こいつのせい。多くの鑑賞者にとって非常に感情移入しにくい人物だと思われますが、彼がいなければこの物語は始まらず、ある意味本作で一番重要な役割を担っている人物といえます。シマ……。
そんな彼らが暮らす長野八区を管轄しているのは、隣接するノクス自治区・新都市松本。
日没から夜明けまでしか活動できないノクスが夜型の暮らしをするために整備され、住人の往来にはID確認が必要といった厳重な管理体制となっています。近郊のキュリオ地区出身のノクスも多数生活しており、長野八区との交易が復活してからは新都市松本に住むノクスが、ライフラインの担い手、夜間の警備、あるいは往診医として集落を訪れることになります。
新都市松本からやってくる4名のノクスを見ていきましょう。
●森繁富士太(もりしげふじた)……新都市松本から派遣された、長野八区の見張り番。
集落のキュリオの様子を監視している門番。といってもノクスの活動時間は夜間、つまり村人が出歩かない時間帯なので基本的に仕事は暇です。そのため勤務の大半は雑誌を読んで過ごしておりますが……本作で最も設定が盛られている人外。主人公その3。
●曽我征治(そがせいじ)……新都市松本の市役所職員、曽我玲子の夫。
長野八区の象徴を純子とするなら、彼は新都市松本あるいはノクス社会を象徴する人物といえます。ノクスであるという強い自負は、長野八区との交流で揺れ動いていき、奔放なパートナー・玲子と共有する悩みに向き合っていくことになります。ヒーローポジション。
●曽我玲子(そがれいこ)……曽我征治の妻、生田結の生みの親。
かつては草一の妻でしたが長野八区を出てノクスに転換し、現在は征治のパートナーです。金田とは同郷出身のノクスとして交流を続けています。好奇心旺盛な彼女が、自らの出身地への関心を膨らませていくことが物語の大きな原動力となります。陰の主役。
●金田洋次(かねだようじ)……キュリオを診察する医師、曽我玲子・生田草一と同郷。
キュリオ専門の医師であり、自ら長野八区を担当する往診医を申し出て診察にやってきます。幼馴染みの玲子、仕事仲間の征治とは良い友人関係を築いています。しかし彼は久方ぶりに訪れた故郷で文字通り「古い友人」と再会し……傍観者・兼・実質主人公。
■登場人物9人の「葛藤」と「選択」の物語
……え?
結局誰が主人公なのかって?
……全員です。
9人全員が、主人公なんです!!!!!!!!!
そう、『太陽』は、誰を主人公だと捉えても成立する物語になっているんです。
それは登場人物全員が「葛藤」を抱え、それに対する「選択」を行うからに他なりません。
どんな場面でも彼らは、悩み、苦しみ続けます。時に傷つけ合い、痛みを抱えながら、現状を変えたい、このままではいたくない、それでもどうにもならない現実と向き合い続けなければならない……だからこそ、彼らは自らの抱える問題に、それぞれの答えを出し、その「結果」を受け止めていくのです。
我々と同じように、キュリオとキュリオ、ノクスとノクス同士の間でだって理解しあえないことがあります。
逆に、キュリオとノクスという立場にわかれたからこそ、見えてくるものがあったり、共感することができたり、だけどやっぱり分かり合えなかったり……。
生々しく描かれる登場人物たちの苦悩は、私たちの日常と地続きにある感情をありのまま反映しています。観ている間に、9名の考えに強く共感を覚えたり、思い切り反発したくなるかもしれません。
そうして彼らの間で生まれる「何か」は、鑑賞し終わった皆様に力強く語りかけてくるでしょう。
この時代を見つめ直すのにフィクションの力を借りてみようと思う方、
後頭部からガツンと殴られるような衝撃を求めている方、
「人間」と「人外」のコミュニケーションや相互不理解に興味がある方、
何だかよくわからないけど面白そうな作品に触れてみたい方、
そして普段あまり演劇を観ない方こそ、この『太陽』と出会ってほしい……!!!!!
観終わったあと、脳をかき回されるような、とてつもない思いに満たされてほしい……!!!!!!!!
それから昼間に外で「太陽を浴びること」が、名状しがたい体験になる感覚を味わってほしい!!!!!!!!!!!!
おそらくここまで読んでる方もほとんどいなくなってきた頃合いだとは思いますが……
最後までスクロールや右下のボタンを押さずに辛抱強く記事を辿って下さってる皆様、ありがとうございます!!
折角ですから、あともう少しお付き合いいただければ幸いです。
■おわりに
今回の『太陽』全編無料配信は、今年上演が中止になってしまったイキウメの新作公演『外の道』に関連する企画です。
来年度予定されてる上演に向けて、参加されているスタッフの方々が『外の道』という作品を作り上げるプロセスを、特設サイトで公開されています。
普段我々がなかなか知ることのできない試行錯誤の軌跡……上演台本、稽古場公演の様子、世界観、美術や音楽、参考作品といった、まだ誰も見たことがない新作の制作過程に直にアクセスできます。
そこで、過去上演された通常の公演形態である『太陽』の舞台映像も公開しよう!というのが今回の配信の経緯でした、か、感謝しかありません…………………。
ですから、ここまでお付き合いいただいた皆様は、ぜひこちらのイキウメ『外の道WIP』の特設サイトもゆっくり覗いってみてください。
そしても来年の本公演までに『太陽』を始めとしたイキウメワールドに、じっくりじっくり浸っていっていただければと思います。
最後となってしまいましたが、今回の無料配信を企画していただいた関係者の皆様、本当にありがとうございます!!!!!!
大変な時期にここまで思い切った配信をしていただいたことを思うと正直、一ファンとしては複雑な心境ですが、多くの人が『太陽』に触れる機会を設けていただいたことは何よりも嬉しいです。個人的には、今後はレンタル仕様で過去作品の映像配信などもあると良いなあ……と思っています。たとえば……通販ページでヴィンテージ扱いになっている10年前頃の作品とか……DVD化されてないカタルシツ公演とか……あと以前公式youtubeにアップされてた「ゴッド・セーブ・ザ・クイーン」とか…………。
(万が一、いえ億が一関係者の方がこの記事をお読みになっていたらと思うと泡を吹いて失神しそうなんですが、もしこんな記事が目に留まってしまいましたら大変、本当に、申し訳ありません…………)
本当はこのあと『太陽』関連メディアミックス作品なども紹介してみようかと思ったのですが、そろそろ溢れるパッションが抑えきれないマジモンの怪文書を生み出しかねません。とっくに怪文書では?
ということで、今回はひとまずこのぐらいにさせていただきます。
長々と書いてしまいましたが、この記事で『太陽』という作品、そして「イキウメ」という劇団の魅力が少しでも伝われば幸いです!!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!!!!!
さ〜〜て今日もこれから、『太陽』を浴びるかな……(再生)